中古戸建ての購入にあたって物件を探す際に、気になることの一つに「築年数」が挙げられます。築年数によってどのような違いがあるのか、築年数別の特徴を5つに分けて解説します。

築年数「10年未満」

築年数が浅い10年未満の中古戸建ての物件では、すぐに改修が必要な深刻な老朽化はほとんどないでしょう。大規模なリフォームは必要ないですが、床や壁などに生活感のある劣化が見られる場合があります。費用面で新築物件を諦めた人が中古戸建てを検討する場合、築年数10年未満の物件なら、高額なリフォーム費用が必要ないことから人気があります。

築年数「10～20年」

築年数が10年を超えた頃から、クロスや水回りの劣化が気になり始めます。給湯器や浴槽、洗面台など、そろそろ交換が必要になる時期です。屋根や外壁などの主要構造に問題がない場合には、設備面でのリフォームさえ完了してしまえば、長期的に快適な暮らしが期待できます。築年数が10年以上の中古戸建ては、値下がり幅が大きいので狙い目です。ただし、相場よりも大幅に安い場合には、不動産会社の担当スタッフにその根拠を確認してください。

築年数「20～30年」

前居住者がどの程度のメンテナンスをしていたかによって、大きく差が現れるのが築年数20年以上の物件です。ほとんどメンテナンスが行われていない場合には、キッチンやバス、トイレなどの水回りが耐用年数を迎えるので、かなり大がかりなリフォームが必要です。また、建物そのものもダメージを受け始める時期です。屋根や外壁なども補修が必要な場合が多いので、購入の際には土地や建物の購入費用だけでなく、リフォーム費も含めた総額を考える必要があります。

築年数「30～50年」

築年数が30～50年の中古戸建ては、建物自体の価値がなくなっている場合が多いため、ほぼ土地代だけの価格で購入できる物件がほとんどです。そのため、安く購入してオールリフォームしたい人にはおすすめです。建物をそのまま使用するのであれば、気をつけるべきことは耐震性です。昭和56年以前に建てられた物件は、現在の耐震基準よりも低い基準で建てられている可能性があります。しかし、相場よりも高い物件は、しっかりとした耐震構造になっている建物の可能性が高いです。いずれにしても、専門家に耐震診断を依頼することがおすすめです。

築年数「50年以上」

築年数が50年を超える中古戸建ては、建物として使用可能かどうか、専門家による診断が必要です。耐震工事も検討するほうがいいでしょう。しかし、人気の物件があるのも築年数50年以上の物件の特徴です。古民家リフォームにより、モダンでおしゃれな家に生まれ変わる可能性も秘めています。カフェやギャラリーなど、リフォームして店舗として使える物件は人気があり、相場よりも高額になる場合があります。

築年数が浅い物件であっても、将来大規模なリフォームが必要になった場合のことを考え、作業のための車両が通行可能かどうか、道路の幅や駐車場の有無などを確認しておくことをおすすめします。

中古戸建ての購入を検討されている方は、上記を参考にしながら予算に合わせて物件探しを行ってみてください。

タウン企画では、島根県大田市で中古戸建ての販売及び仲介を行っています。築年数の浅い物件、駅近の物件など、多数の中古戸建てを扱っています。大田市で中古戸建てを購入したい方は、ぜひタウン企画へご依頼ください。

大田市で中古戸建ての購入を検討する場合、建物の間取りや面積はもちろん、スーパーや駅までの距離や徒歩での所要時間、駐車場の有無、築年数による特徴をしっかりと理解しておくことが重要です。また、敷地内に駐車スペースがない場合には、来客の際の駐車場が近隣にあるかどうかもチェックしておきましょう。

大田市のタウン企画では、中古戸建ての販売のほか、住宅ローンに関するご相談も受け付けています。大田市の中古戸建ての購入にあたって、何かご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。